飲みニケーションは悪習?
先に断っておきますが、私はお酒飲めません。
なのでお酒の席を強要されたり、飲酒を強要されるのは、非常に不愉快ですし、そういった行為は経済的、社会的、そして法的にも徹底的にペナルティが発生して欲しいという立場です。
サブジェクトの通り「飲みニケーションは悪習」って全否定してる人がいたのを読んで、思ったことを、ここでコソコソと反論します。
飲みニケーションなんて古い
「飲みニケーションなんで古い、時代錯誤も良いところだ」なんてことは、私が社会人になった時にはすでに言われていて、今更なにを言ってるんだ?って思うわけです。
少なくとも20世紀末には言われていて、とても古い話なのです。それを今頃、しかも利点の評価もせずに、意識高い系よろしく否定しているわけです。
私は飲みニケーション賛成です
私は飲み会は可能な限り出席します。タバコは吸わないですが、本当は喫煙所に行きたいくらいの感覚です。
こう書くと、お前は出来損ないのシステムエンジニアでどうせ適当なところで管理職になった口なんだろ?って思われるかもしれませんが、一応プロフェッショナル職(専門職)で管理職系じゃないキャリアパスを歩んでます。
話を戻すと、なんでも良いんです。それに代わる何かがあるのなら。
業務中でも、業後でも。
飲み会でも、スポーツ大会でも、マージャン大会でも、なんだったらカルタ取りでも、じゃんけん大会でも。
否定するなら、それに代わる代替案を考えてもらって、会社のコミュニケーションの円滑化を計ってくれれば。
もうね、自分のことだけ考えて、自分の価値観を満たす事を正義にしてる奴が多すぎなんですよ。
否定する奴に限って、自分に管理対象の人間が出来ると、「どうしたら良いでしょう、全然みんな考えてる事分からないし、私の考えも伝わらないんです」なんて、キャリアパスの違うオレ様に相談してくるわけです。
結局のところ他人は分からない
人間、他人がなに考えているかなんて、夫婦でもわからないんですよ。
それが業務で必要最低限のコミュニケーションしか取らずにやってくると、もうね、動物園ですよ。
みんなめいめいの立場で、自分の仕事が上手くいくようにだけ、最低限の労力で済むようにしか考えないし、それが正義だと思ってる訳ですよ。
わからないなりに
ジャンケンしたりトランプするだけで、相手の性格を垣間見た経験無いですか?
飲み会で、上司の奥さんの話聞いて「意外ーっ」って女性陣の反応を耳にしたこと無いですか?
わからないなりに、1つでも多くの情報収集することは、物事を円滑に進める上でマイナスになることなんて基本的に無いんですよ。
外人の考え方は違う?
ドライに他人に干渉しないやり方は、欧米では普通だと勘違いしている人が多すぎですが、実は違います。
それぞれの個が強く、独立している彼らは、それゆえに自分のゴールとチームのゴールの重なる部分を見出し、チームのゴールを達成するには何をすべきかを真剣に考えます。
日本人と出発点が対角にあって、努力の向きが逆さまなんですが、残念なことに多くの日本人はその事を知りません。
繰り返します
なんでも良いんです。たわいの無いことでも良いんです。
ぜひ社内コミュニケーションの向上に寄与する何かに、価値を見出してください。
コミュニケーションと生産性の相関は、もはや疑いようの無い事実なので、そのためには悪習であろうと、なんだろうと、最善手は繰り出すべきだと思うのです。
代替案を知ってる方、大々的に日本を救う救世主になれますので、ぜひ名乗りをあげてください。
よろしくお願いします。